証券事務の業務内容
証券事務においては、保有している資格の種類によって、業務内容が異なってきます。
Aさんは、2種証券外務員の資格を取得した当初は、コールセンターでの窓口業務と、問い合わせ対応、バックオフィス業務を任されていました。データ入力や広告物の作成、セミナーの準備なども、その内容に入っていました。
Aさんは、当初、派遣として就業していたので、契約は3ヶ月でした。その時、資格を増やせば、業務の幅や採用のチャンスが広がると、教育担当の方に教わり、資格を増やす事を目指したそうです。そして、正社員として働きたいという思いも、同時に強くなったと言います。
そこでAさんは、派遣会社のサポートを受け、3級FP技能検定試験を受けました。この資格は、銀行や証券会社の事務として働く際、リテールの資産運用相談を行う事が出来る資格となっています。Aさんは見事合格し、業務の幅を広げると共に、正社員として就業する事が出来ました。そして、経験を積み、2級FP技能検定資格と、日本FP協会認定資格のAFPを取得しました。これにより、企業に対してのライフプランニングや、株式の受注から株式の売買、投資信託や外国株式、債券の売り注文など、幅広い業務に携わる事が出来るようになったそうです。